- だいとう
- I
だいとう【大刀】(1)大きな刀。 太刀(タチ)。(2)大小二本の刀のうち, 大きい方の刀。⇔ 小刀IIだいとう【大唐】〔古くは「たいとう」〕唐土・唐朝の美称。IIIだいとう【大塔】(1)大きな塔。(2)〔仏〕 密教寺院の建造物の一。 規模の大きな多宝塔。 上層の柱が下層まで達し, 下層にも円形の平面を残している。 高野山根来寺のものが代表例。IVだいとう【大東】(1)大阪府東部, 生駒山地西麓の市。 近年宅地化が進み, 電機・機械工業も立地。 野崎参りで知られる野崎観音がある。(2)岩手県南部, 東磐井郡の町。 砂鉄川上流域を占める。(3)静岡県南部, 小笠郡の町。 菊川下流域にあり, 千浜砂丘が広がる。 スイカ・メロンなどを産出。(4)島根県東部, 大原郡の町。 斐伊川支流の赤川上流域を占める。 神代神楽で知られる海潮(ウシオ)温泉がある。Vだいとう【大東】「大東島」の略。VIだいとう【大東】東のはて。 極東。 転じて, 日本の異名。VIIだいとう【大盗】〔「たいとう」とも〕おおぬすびと。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.